大型の引渡し清掃をうまくするには秘密があった
事務所の掃除で2000平米は広い!
今回は某印刷工場とその本社ビルで2000平米の引渡し清掃です。
久々の大型物件です。
過去にユニクロやショッピングセンターなどで何度か経験はありますが、一年に数回の大きなお仕事です。
大きな仕事は、工事がずれると大変なのでとても打ち合わせから気を使います。
途中で何度か現地調査をしてできるだけ遅れなどにも対応するようにはしますが、当社の場合作業日の前後もきっちり仕事が入ってしまうのでずれてしまったら一大事です。
なので、その辺がきっちりできる会社だけのおつきあいになってしまいます。
ということで、今回も予定通りに作業開始となりました。
今回の物件は3階建ての物件で各フロア700平米ちょっとそう延べで面積で2000平米を超えています。
実際に何も無い現場に入ってみるとびっくりするくらいに広いです。
この広い物件の工事後のホコリをしっかりキレイにとって、床はワックスをしていく事になります。
およそ3日位で1日7人〜8人入っての作業になります。
2000平米の引渡し清掃に3日かけるには実は秘密があった
人数を入れれるなら1日で済ませたら?と思う方もいるかもしれません。
当社のパワーからしたら20数名投下して1日で作業をすることもできない訳ではありません。
でもそうしないのには実は大事な理由があるのです。
というのは、大型工事は時々スケジュールが狂う事があります。
理由は色々で、工事に使う部品や製品が発注しても入ってこないとか、設計変更だとか、なんらかのトラブルなどなど色々あります。
その中で掃除屋は一番最後の工程に位置づけられるので一番影響を受けやすいのです。
例えば、20人で作業を予定していたとして、何らかの都合で工事日程に変更が生じれば20人分の作業が変更になる事になります。
さすがに20人の仕事が引渡し清掃の数日前に判明したとしても、全員分の仕事をリカバリーとして入れる事はできません。
ずれた、後の日程で20人集めるという事も直前では無理があります。
結局のところ、当社も困るし、工事を請け負っている会社も20人の引渡清掃メンバーをおいそれて見つける事は難しくなります。
それが、7名で引渡清掃を3日でするとしたら仮にずれても7人分の仕事を、キープすれば良いのであって、ずれた日も7名の確保であれば、可能な確率がかなり高くなります。
そうしたことから適度に数日に分散するという事が、自社にとっても依頼主にとっても重要な鍵を握っているのです。