トイレがクロスをはがしてもタバコの臭いがプンプン

久々にタバコの臭いがきつい現場でした。

何がすごいかといっても普通はクロスを張り替えんるのに剥がすとある程度は臭いが少なくなっているものです。

ところが、今回の物件は玄関を開けた瞬間タバコのものすごい臭いがハナにつきます。

それでいて、リビングの方はタバコを吸っていないので何も臭いがしないのです。

つまり、室内でタバコを吸ってはいけないと言われていたので、室内では吸わずにトイレに換気扇があるのでそこで吸っていたようなのです。

しかもかなり長い期間吸っていたとのことなのでクロスを剥がしてもものすごいタバコの臭いがします。
クロスも建て具も換気口も何もかもがすごいことになっています。

これでは、いくら入居希望者が内覧に来たとしてもまず契約が決まるのはムリでしょう。
室内は臭いを除くと綺麗な状態ですし、駅も歩いて数分なのに・・・・

ということで、この臭いを何とかしてという依頼だったわけです。
それにしても、クロスを剥がした後でのこのレベルは久々です。

とりあえず、いつもの通りに消臭のフルセットで対応して通常はクロスが張り上がってからコーティングする光触媒（今回は光がなくても良い無光触媒を使用）をクロスをまだ張っていない状態のボードの上からコーティングしました。

あまりにも臭いがきついので、本当に臭いが消えてくれるかな？と心配だったので、クロスを張る前に最終のコーティングまでしてどの程度か試してみました。

いつもより多めの時間をタイマーセットしてオゾン燻蒸し終わってから、空気の入れ替えをおそるおそるしてみると何とすっかりキレイに臭いが消えていてくれました。

やった！という感じです。
実際にはこのあと時間が経過すると少し臭いが戻ってくるかもしれませんが、クロスを張ってさらにもう一度コーティングをするので、ほぼほぼ大丈夫という感触をつかみました。

おそらくこれで、クロスを張ったらもう入居の案内ができるので、近いうちに入居が決まるものと確信しました。

入退去の時期を逃さないようにタイムリーに原状回復することはとても重要なことです。管理会社の方は現場を見て適切な判断をしてオーナー側に伝えることが大事だなと思いました。

トイレのタバコ臭をオゾン消臭