中古住宅購入時の消臭工事分値引き交渉のための見積依頼急増中
最近、中古住宅購入者のタバコのニオイに関する相談が増えています。
タバコを吸わない方が、タバコを吸っていた方の家を購入する時に色々と悩みごとが出てきます。
入った瞬間にタバコのニオイがして・・・・だけれども家自体は気に入っている。
一方、売り主の方も、何人か内覧に来たけれどもタバコ臭が原因で成約につながらないので○○万円値下げした。
つまりタバコ臭の消臭工事分を値下げしたならば丸く収まる話が実は多いのです。
そんなことで、内覧に一緒に行って、見積書を作成して下さいという依頼です。
問題はタバコのニオイの程度がどのくらいで、どこまでこだわって消臭するかになります。
それほどでもなければ、クロスはそのままでオゾンによる消臭だけで済むケースもあります。
ところが、すっかりクロスにタバコ臭が染込んでしまっている場合にどうするかです。
クロスを張替えたところでニオイは少し程度はましにはなりますが消えません。
なぜなら、クロスの下地までニオイは浸透するのでそれが湧き出てくるからです。
当社に依頼がくる多くのケースはクロスを張替えたけれどもニオイが消えないというものです。
ですが、一番良いのはクロスを剥がした下地やコンクリートがむき出しの状態でそこにダイレクトに消臭施行する事なのです。
それでもなかなか完全には臭いは消えないというくらいに消臭は難しく手間のかかるものなのです。
この方法がいまのところ最も消臭効率が良いので、当社にクロスの張替えも同時に委託頂いた時だけ、クロスを剥がした状態で消臭施行させて頂いています。
ということで、中古住宅を間に挟んで消臭工事で両者をつなげるという不思議な仕事が急増中です。
同じことがペットのニオイにも言えて、最近はペットを飼っている方が多いのですが、飼っている方に取ってはそれほど気にならないニオイでも、ペットを飼っていない方にとってはかなりニオイは気になるものです。
それ以外に、ペット固有の菌の問題もなるので、ペットのニオイがする場合は除菌も含めて消臭工事をする事をお勧めします。
最近はこのような相談が増えているので、それであれば不動産屋さんと連携してのビジネスもありかな?なんて考えております。
時々不動産屋さんが売却の専任契約を結んでもらうために内覧対策のハウスクリーニングをサービスするという事を聞く事があります。
それであれば、それに加えての消臭も売買の成約を高めたりニオイのための値下げが不要だったりするので面白いかもしれません。
もしかして消臭サービスはこれから面白いのではないか?と思ったりしています。